虚ろなる王 エコーズ オブ ヴァナ・ディール
伝令役の勇連隊士
さにすと殿、ご苦労さまです。
「エコーズの残滓」の出現に備えて、ヤクテル樹海では、しっかり警戒を続けています。
今のところ異常は報告されていませんが・・・・・・オブリビオンのキケザナ殿から受け取っていた通信機に、先ほど連絡が入りましてね。
プリッシュ殿らの検査が終わったので来てほしいとのこと。
報せを聞いたバクージャジャ隊長は、すでに現地へ向かわれました。
隊長は、あなたにもすぐ来てほしいと・・・・・・。
お手数ですが、ヘリテージファウンドのアウトスカーツにいる、「キケザナ」殿をお訪ねいただけますか?
ー伝令役の勇連隊士
検査が終わったと聞いた隊長は、どこか落ち着かない様子で向かわれましたね。
あなたも、アウトスカーツの「キケザナ」殿をお訪ねください。
ー戦のバクージャジャ
そろそろ来ると思ってたぜ。
さっそく話を聞くとしようや。
ープリッシュ
ドームの中も外も、まだまだ冒険し足りねぇが・・・・・・まずはキケザナが調べてくれたことを聞かねぇとな!
ーアルシャール
キケザナには、ソリューション・ナインでもよくしてもらった。
いただいた食事は、風変わりな見た目も多かったが、どれも素晴らしい味だったよ。
キケザナ
皆さん、ようこそお越しくださいました。
戦のバクージャジャ
それで、嬢ちゃんたちのことで何かわかったのか?
キケザナ
我々の施設で、プリッシュさんたちを調べたところ・・・・・・つまりその、おふたりは・・・・・・
プリッシュ
ハッキリ言ってくれよ。
生きてる人間じゃねぇってことくらい、とっくにわかってんだ、今さら気にしねぇさ。
キケザナ
は、はい。
おふたりは、エレクトロープを心核として創られた、一種の魔法生物だと思われます。
つまり、心核が破損すれば、その存在を保つことができなくなり、消えてしまう・・・・・・。
ここまでは、皆さんもご想像されていたかと思います。
魔のバクージャジャ
そうだね、オイラたちが知りたいのは、そのエレクトロープが今どんな状態にあるのか、ってことだ。
キケザナ
アルシャールさんのエレクトロープは、多少の消耗が確認できましたが、破損と呼ぶほどではありません。
すぐに壊れてしまうことはないでしょう。
しかし、プリッシュさんの方には、大きな亀裂が・・・・・・おそらく原因は、激しい戦いによる損耗でしょう。
いつ破れてしまっても不思議ではありませんでした。
我々のエレクトロープ技術を駆使して、なんとか損傷を塞ぐことはできましたが・・・・・・。
戦のバクージャジャ
つまり、嬢ちゃんはもう大丈夫ってことか?
キケザナ
安静にしていれば、という条件付きですがね。
強い衝撃などがかかれば、再び亀裂が入るだけでは済まず、粉々に砕けてしまうこともあり得るでしょう。
プリッシュ
大丈夫さ、無理はしねぇつもりだぜ。
おまえらと冒険するって約束しちまったからな。
アルシャール
君にいなくなられては困る。
私たちは同じ世界の記憶から形作られた、同郷の士なのだから。
もっとも、私は相変わらず部分的にしか思い出せないが・・・・・・。
プリッシュ
あー、そういや、もともと記憶がないんだったな。
なにかとすぐ思い出すもんだから、おまえが忘れてることを、こっちが忘れてたぜ。
キケザナ
ええ、バクジャジャさんならここにいらっしゃいますが・・・・・・
戦のバクージャジャ
どうした?
キケザナ
勇連隊の方からの通信です!
マムークが、見たこともない魔物から襲撃を受けていると!
戦のバクージャジャ
襲撃だとォ!?
アルシャール
その魔物は、十中八九「エコーズの残滓」だろう。
急ぎマムークへ向かおう。
戦のバクージャジャ
現地には「伝令役の隊士」がいるはずだ!
まずはそいつと合流するぞ!
ーキケザナ
見知らぬ世界で生みだされたと思えば、今度は消滅の危機に立たされて・・・・・・。
プリッシュさんたちが背負う運命は、あまりに過酷です。
だというのに、ソリューション・ナインを歩くふたりの瞳は、この世界での冒険に輝いていて・・・・・・。
私が落ち込んでいる場合ではないと、気づかされましたよ。
どうか、この事件の解決をよろしくお願いします。
そしてまた、皆さんと無事に会えることを祈っています。
伝令役の隊士
ああ、バクージャジャ隊長、そして皆さん・・・・・・!
駆けつけてくれたのですね。
戦のバクージャジャ
オマエたち、よく持ち堪えてくれたな。
さにすと
アナンタ族!?
伝令役の隊士
この敵によく似た獣人が、外つ国にも存在していると?
しかし、それがなぜトラルに・・・・・・?
伝令役の隊士
なるほど、「エコーズの残滓」だったのか・・・・・・。
どうやら、異界ヴァナ・ディールにも、「アナンタ族」とやらに似た存在がいるようですね。
アルシャール
クッ・・・・・・思い出した・・・・・・。
今のは、ラミア族と呼ばれる獣人・・・・・・。
知能が高く、人を襲うことを厭わない危険な種族だ。
魔のバクージャジャ
それにしても、よくこの手勢だけで耐えられたね。
伝令役の隊士
実は、思わぬ加勢があったんですよ。
順を追って説明しますね。
それは突然のことでした。
先ほどの蛇のような獣人たちが、どこからともなく現れ、マムークを包囲するように襲撃を仕掛けてきたのです。
我々は、無数に押し寄せる敵の軍勢に圧倒されてしまい・・・・・・あわやマムークの侵入を許しそうになりました。
そんなとき、見覚えのない小柄な魔道士の女性が単身やってきて、「残滓」の群れを、たった一撃の魔法で殲滅したのです!
あの加勢がなければ、今ごろマムークはどうなっていたか。
感謝を伝えようにも、彼女はすぐに立ち去ってしまわれて、その正体もわからずじまいです。
戦のバクージャジャ
小柄な魔道士といやぁ、クルルの姉ちゃんが思い浮かぶが、群れを一撃で吹っ飛ばすって感じの豪快さはねェよな・・・・・・。
伝令役の隊士
それから、蛇のような獣人の亡骸を調べたところ、手紙を持っているのを見つけました。
謎めいた手紙
拝啓、さにすと様。
此度の祝祭は楽しんでいただけておりますかな?
これまで長々とお付き合いいただいた、「王」の器の選定が、ようやく終わりを迎えましてね。
その前祝いとして、兵を送り込んだのですよ。
ひいては、皆様には再びジュノ下層へとお越しいただき、新なる王戴冠の儀に臨席を賜りたく存じます。
魔のバクージャジャ
まず間違いなく、差出人はサレージャだろうね。
何が「臨席を賜りたく」だよ。
行かなかったら、また「残滓」を放つつもりのくせに!
伝令役の隊士
現在も、下の森全域では、「エコーズの残滓」による散発的な襲撃が続いています。
敵の戦力が読めない中での消耗戦は、こちらが不利です。
戦のバクージャジャ
サレージャの野郎をぶん殴って引きずり回して叩き潰すのは、オマエたちに譲ってやる。
オレサマは警備隊長として、この森を護らなきゃならねェからな。
魔のバクージャジャ
キミには、引き続き伝令役をお願いしようかな。
みんなが帰ってきたら、状況を報せてあげて。
プリッシュ
よし!
ヤクテル樹海のことはバクージャジャに任せて、俺たちはサレージャをぶっ飛ばしに、「ジュノ下層」へ行こうぜ!
戦のバクージャジャ
おい嬢ちゃん、キケザナに言われたことを思い出せ。
・・・・・・無茶はするんじゃねェぞ。
ー伝令役の隊士
あなたが協力してくださるなら安心です。
こちらは我々と体調に任せ、どうかサレージャを討ってください!
ー戦のバクージャジャ
こっちのことは任せとけ。
オマエはサレージャの野郎をぶちのめしてこい。
ーアルシャール
この光の柱・・・・・・以前まではなかったはずだが・・・・・・。
プリッシュ
見てくれよ・・・・・・もおう新しい光の柱が増えてやがる。
四の五の言わずに、かかってこいってことか?
アルシャール
こちらとしては話が早くて助かるが、おしゃべりなサレージャらしくはないな。
サレージャ
先ほど、私の領域を強引にこじ開けた反応がありました。
辛抱のできないあなた方の仕業かと思いましたが・・・・・・どうやら、違ったようですな。
盗賊の類でも紛れこんだか?
いや、そのような輩にできる芸当では・・・・・・
・・・・・・まぁよい。
たとえ何者だろうと、あの領域に一歩足を踏み入れたら、私が創りあげた強者の「残滓」たちに喰われるのがオチだ。
プリッシュ
何をごちゃごちゃ言ってやがる!
おまえじゃさにすとには勝てねぇんだ!
いい加減無駄なことはやめて、勇連隊に投降しちまえ!
サレージャ
おや、招待状はお読みにならなかったのですかな?
真なる王の器として相応しい強者は、すでに目星がついています。
此度の相手は、ヴァナ・ディールに争いをもたらした原初の存在。
さすがの冒険者殿でも、勝ち目はないでしょう。
武の残滓
グルルゥルルルッ!
サレージャ、ここまで、ご苦労、だった。
ようやく、我々が、真なる王として、君臨、する!
理の残滓
手始めに、この世界の、人間どもを、皆殺しだ、ね?
アルシャール
この世界を・・・・・・お前たちの思いどおりにはさせない。
サレージャ
ホッホッホ、そう言うと思っていましたよ。
何せあなたは、かの世界において・・・・・・
いけないいけない、危うく口を滑らせるところでした。
アルシャール
その口ぶり・・・・・・私が何者なのか、知っているのか?
サレージャ
おっと、どうか妬かないでください。
あくまで彼は前菜・・・・・・メインディッシュはあなたですから。
さて、真なる王のお披露目を祝して・・・・・・冒険者殿には、かの世界の強者たちとの戦いを以て、我が君の戴冠を盛り上げていただきましょう!
それでは失礼・・・・・・。
あなたが、トラルの新たな支配者の下へと、たどり着けるよう、願っていますよ。
プリッシュ
あの野郎、俺のことは眼中にねぇってのか?
一発ぶん殴って思い知らせてやりてぇぜ・・・・・・!
アルシャール
キケザナにも言われただろう。
これ以上エレクトロープが破損すれば、君の存在は消えてしまう。
悔しいだろうが、ここは私たちに任せてほしい。
プリッシュ
・・・・・・約束だからな、仕方ねぇか。
おまえらだって、無茶すんじゃねぇぞ。
ープリッシュ
ヴァナ・ディールにおける、原初の存在・・・・・・サレージャのやつ、まさか・・・・・・。
ーアルシャール
サレージャが何を知っていようとも関係ない。
奴に記憶を悪用された「エコーズの残滓」を解放し、この野望を終わらせる!
ウィンダス:ザ・サードウォーク
アルシャール
やはり、君も来たのだな・・・・・・。
プリッシュ
大人しく待ってるつもりだったんだけどよ、どうにも嫌な予感がしてさ。
飛んできてみたら、あの竜が現れたってわけだ。
約束を破ることにはなっちまったけどさ、おまえらの力になれてよかったぜ。
アルシャール
君のエレクトロープの状態が心配だが・・・・・・助かったよ。
先ほどの戦い、私たちだけでは勝てたかどうか・・・・・・。
サレージャ
わ、私が創りあげた、真なる王が敗れた、だと・・・・・・?
最後の双頭たる先王と、異界の神を掛け合わせた、比類なき究極の王が・・・・・・!?
武の残滓
何が、究極、だ!
あのような、竜、では、足りない!
よこそ、もっと、強い器、を!!
サレージャ
神竜とは、異界の英雄を討ち破り、世界を滅ぼした男神プロマシアのなれの果て・・・・・・。
かの存在以上の強者など、そうそう見つかるはずもない・・・・・・。
プリッシュ
ヴァナ・ディールの英雄が男神に敗れた、って・・・・・・おいおい、いったい何を言ってやがるんだ?
負けるどころか、俺と「あいつ」がプロマシアを倒したんだぞ。
アルシャール
かつてプリッシュが、冒険者とともに男神を討った歴史は、数多に枝分かれした可能性のひとつに過ぎない。
ヴァナ・ディールには、君が知る結末と異なる道を辿った未来が、無数に存在しているのだから。
プリッシュ
なんで、そんなこと・・・・・・。
アルシャール
知っていて当然さ。
神竜との戦いの折、君がかけてくれた言葉で思い出したのだから。
ヴァナ・ディールの英雄が男神を討ち倒した記憶と、同時に持ち得るはずがない、英雄が敗れた未来の記憶・・・・・・。
そして・・・・・・そこで出会った、「向こう側のプリッシュ」のことを。
おかげで、やっとわかったよ。
この私が何者なのかが。
ヴァナ・ディールの時空に存在する数多の可能性・・・・・・無数の過去と未来の中で、冒険者として生きた者たちの記憶。
それがエレクトロープに宿り、形となったのが私なんだ。
プリッシュ
ってことは、おまえの中には、俺が知る冒険者の「あいつ」の記憶も・・・・・・。
どうりで、俺のことを知ってたわけだ。
武の残滓
我々を、無視、するな・・・・・・!
我々を、治せ、サレージャ・・・・・・!
このままでは身体が・・・・・・早く、我々、に、次の「残滓」を・・・・・・!!
アルシャール
この空間が・・・・・・消える・・・・・・!?
プリッシュ
ジュノに戻ってきたみてぇだな。
サレージャ
まだだ・・・・・・・・・・・・
まだ、終わりではないッ!!
この私がッ、こんなところでッ、終わるはずがないッ!!
こうなれば、さらなる強者を求めて、別の異界を探すまでだッ!!
プリッシュ
おい、逃げるな!
アルシャール
待て、サレージャ!
ープリッシュ
すぐにサレージャを追おうぜ!
アルシャール
逃げ足の速い奴だ・・・・・・。
だが、あの必死な様相からして、奴も追い詰められているはず。
おそらく、姿を隠して態勢を立て直すつもりだろう。
その前に、バクージャジャや勇連隊と連携し、サレージャの行方を追わなくては!
ーヒューム族の冒険者
ああ、話を聞きにきたんですね。
ヴァナ・ディールのつわものについて知りたいのなら、吟遊詩人の酒場で聞いた逸話を披露しましょう。
「シャントットについて」
ヒューム族の冒険者
シャ、シャントット博士ですか・・・・・・。
あの方は、ウィンダス連邦を支える魔法機関の元院長であり、現在も元老院の議員主席であらせられる方。
かつての水晶大戦では華々しい戦果を挙げており、その実力も相まって、今も英雄視される最強の黒魔道士です。
ただ、その経歴がかすむほど傍若無人なことでも知られています。
立場が上でも、初対面でもおかまいなし、相手への罵倒や脅迫は日常茶飯事でしてね。
かくいう私も、脅されて半ば強制的に、魔物がひしめく、極北の地まで行くことになった経験が・・・・・・。
ああ、思い出したくもない。
博士の恐ろしさはそればかりではありません。
自身の姿を模し、強大な力を行使できる魔法人形を、ひそかに量産しているという噂があるのですよ。
その目的は不明ですが、自分のための帝国を作りあげようとしているのかも・・・・・・。
シャントット博士ならばやりかねない。
なにせ、巷でささやかれる彼女の異名は「連邦の黒い悪魔」。
やることなすこと突飛で破天荒な人ですからね。
あ・・・・・・もし博士に会うことがあっても、私がそう言ったことは内緒にしておいてくださいよ、絶対に!
まだ、死にたくありませんから・・・・・・!
「アレキサンダーについて」
ヒューム族の冒険者
アレキサンダー・・・・・・エラジア大陸にある、アトルガン皇国の守護神ですね。
「白き神」とも呼ばれていたはずです。
堅牢な守りである「絶対防御」と、すべての光で焼き尽くす「聖なる審判」・・・・・・。
とても依り代とは思えないほど、強大な力を持った敵でした。
ただ、自分はとある冒険者から頼まれて手を貸しただけで、あのような争いが起きた拝啓までは聞いていません。
興味があるようでしたら、いずれアトルガンへ行かれてみては?
あなたも冒険者のようですし、もしかしたら真実に迫ることができるかも・・・・・・。
皇国に到着したら、まず傭兵としての実績を頼むことです。
たしか「サラヒム・センチネル」という傭兵派遣会社が、求人を出していたはずです。
ただ、あそこの社長は理不尽で横暴で、その上報酬も安く、ことあるごとに凶悪な鈍器を振り回す、恐ろしい人物です。
何かあっても責任は取れませんよ。
「男神プロマシアについて」
ヒューム族の冒険者
男神プロマシア、ですか。
我々人間を産み落とした女神「アルタナ」の対となる存在です。
伝承では、こう謳われています。
女神アルタナが人を生みだした際、男神プロマシアは女神の行いを咎め、人に呪いをかけたのだと。
人はその呪いゆえに相争うようになったばかりか、男神はさらに獣人をも生み、両者感の争いを仕向けたのだとか。
つまりプロマシアとは、我ら人の敵対者とも呼べるでしょう。
一方で、ある冒険者から興味深い話を聞いたことがあります。
男神もまた、我々人間の誕生に関わりが深い神なのだと。
そして、人が「プロマシアの呪縛」から逃れるのは、とても難しいことだと、続けていましたが・・・・・・。
どういう意味なのかは、直接教えてもらえませんでした。
でも、なんとなく理由はわかりました。
長い長い旅路を経て手に入る真実・・・・・・その答えだけを聞いても、おそらく理解ができないのでしょう。
それで私は、あの人の旅路を辿るようになりました。
知られざる世界のことを、私も探求したいと思いましたし・・・・・・なにより、世間に知られてしない冒険がそこにありましたから。
願わくば将来、あの人と対等に並び、冒険したいものです。
機会があるならあなたともいつか、ね。
「神竜について」
ヒューム族の冒険者
これは、ごく一部の冒険者しか知らないことですが、ヴァナ・ディールの各地に出現している「禁断の口」は、「終わってしまったヴァナ・ディール」と繋がっているのです。
私も、眼帯をした怪しげな男に手引きしてもらい、空が赤く染まった世界・・・・・・「アビセア」へ渡ったことがあります。
それこそが神の如き竜、「神竜」・・・・・・!
心身を極限まで高める神薬を使って、ようやく渡り合えるほどの強敵です。
それが、サレージャというマムージャ族の手によって、僭主グルージャジャとひとつになるとは・・・・・・。
ここは「虚ろなる王」とでも呼んでおきましょうか。
もしも、かの存在が世に放たれていれば、たちまち、この世界も終わりを迎えていたでしょうね。
あとは、「虚ろなる王」を創りだした首謀者が捕らえられたら、今後ヴァナ・ディールの記憶が悪用されることもなくなるはず。
そうなれば私としてもひと安心だ。
神竜のような世界を滅ぼす脅威でも、ヴァナ・ディールの一部。
その強さだけを利用された事実は不愉快ですよ。
あなたは神竜たちを倒しただけではなく、ヴァナ・ディールの記憶をも護ったに等しいでしょう。
どうか、かの世界で生まれた者として、礼を言わせてほしい。

