グ・ラハ・ティア
予想外の事態だが、今ならまだ手遅れにはならなさそうだ。
アルフィノたちが待つ、テルティウム駅に急ごう!
ータタル
こちらに戻ってきたばかりで申し訳ありませんが、大至急ガレマルドの救援をお願いしまっす!

ーアリゼー
来てくれてありがとう!
みんながいてくれると、本当に心強いわ・・・・・・!
ーサンクレッド
お前もトラルから戻ってきてたんだな。
ーウリエンジェ
久方ぶりですね。
急ぎ、アルフィノ様から話を聞きましょう・・・・・・。

アルフィノ
ああ、さにすと!
間に合ってくれてよかった・・・・・・!

サンクレッド
よう。
今度はずいぶん寒いところで会ったな。

アルフィノ
タタルからも連絡を受けたよ、来てくれてありがとう。
互いに話したいこともあるだろうが、今は緊急事態だ。
さっそく状況を説明させてほしい。
ガレマルド近郊で、大量の妖異が発生している。
確認できた範囲だと、発生源は2箇所だ。
ひとつは、以前に向かったことのあるラピス・マナリス。
ここにはイルサバード派遣団が対処に向かい、負傷者が出てはいるものの、戦況は優位に推移しているそうだ。

ウリエンジェ
派遣団にはウルダハの呪術士も多くいます。
彼らならば、ヴォイドクラックを封じることも可能かと・・・・・・。

アリゼー
問題は、もう1箇所。
ユルスたちガレアン・コミュニティが迎撃にあたってる、北の「クルティウス魔導工廠」ね。
そこから湧いて出てくる妖異があまりにも多くて、前線は今、魔導城北側の市街地まで押されてるわ。
・・・・・・加勢を頼めるかしら?

クルル
この状況だと、負傷者も出ているわよね。
私は運ばれてくる人たちの治療に回りたいと思うのだけれど・・・・・・?

アルフィノ
ありがとう、お願いするよ。
市街地まではここから線路づたいに向かうのが早い。
応戦しているガレアン・コミュニティを支援しながら、その先の工廠に在るはずの、ヴォイドクラックを目指そう。

ーサンクレッド
こっちもトラル大陸をあちこち冒険して、腕を上げている。
後れを取るつもりはないさ。
ーウリエンジェ
戦闘の準備はくれぐれも遺漏なきよう・・・・・・。
私たちもすぐに支度をいたします・・・・・・。
ーアリゼー
妖異の群れは数も多くて、魔導兵器を投入しても押されているの。
加勢、よろしく頼んだわ!
ーアルフィノ
クルティウス魔導工廠は、帝国軍で主力を担っていた、様々な飛空戦艦を建造していた場所だよ。
帝都の多くの施設と同様、廃墟になってそれきりと聞くが・・・・・・。
ークルル
トライヨラや、ソリューション・ナインが襲われたとき、もっと手際よく救護できていたらって・・・・・・何度も考えたわ。
今度は、きっと後悔がないようにしてみせる・・・・・・!
ーグ・ラハ・ティア
この寒さじゃ、わずかな救援の遅れが生死に関わる。
急いで前線に向かおう!

クルティウス魔導工廠

ユルス
戦闘は終わったみたいだな。

ウリエンジェ
奥に見えるヴォイドクラックを閉じさえすれば、これ以上、妖異が現れることはないかと・・・・・・。

ユルス
そうか・・・・・・。
ガレアン・コミュニティ一同、お前たちに感謝する。
みんなで故郷を盛り立てようってときだ、被害を抑えることができて、本当によかった。

マルファス
コ、キョウ・・・・・・?
グ、ウウ・・・・・・!

ウリエンジェ
ではさっそく・・・・・・クラックを閉じるといたしましょう。

マルファス
ま、待テ・・・・・・。
それを閉じたら、帰れなくなル・・・・・・。

ユルス
・・・・・・なあ、決着を任せてしまった分、あいつの処遇を決めるのは、せめて俺たちにやらせてもらえないか?

ユルス
お前、・・・・・・帰りたいのか?
ヴォイドに・・・・・・。

マルファス
ナニ・・・・・・?

ユルス
以前にも、ヴォイドからこちらに渡ってきた妖異がいたんだ。
その中には、正常な命の巡りに戻るため、あえて原初世界で死ぬことを望む者もいたと聞く。
それでもお前は、帰ることを望むのか・・・・・・?
光も、死も、何もかもがなくなった場所だったとしても。

マルファス
こちらには、風が吹いていル・・・・・・。
闇に濁りし我らが世界とは違ウ、清らかな風ガ。
ここで終われルならば、たしかに悪くはないのだろウ・・・・・・。
だが、この風を知ってなお、我には未練を捨てるコトができそうになイ。
願わくは、あの世界が、このようであったなら・・・・・・。
アア、帰りたイ。
清らかだった頃の、故郷ニ・・・・・・。

ユルス
・・・・・・その気持ちは、俺たちにもよくわかる。
だとしたら、これ以上の戦いはやめ、直ちにヴォイドへと戻り、その復興に尽力しろ。
あちらには、俺の友・・・・・・ゼロって奴がいる。
彼女は仲間とともに、ヴォイド再生の手がかりを探しているんだ。
仲間はほかの世界にもいて、光と闇のエーテルを交換し合うこともできたとか。
いつかはきっと、ヴォイドを覆う闇を掃えるはずだ。

マルファス
・・・・・・この身にも、喰って喰われるコトで継がれてきタ、多くの者たちの想いがあル。
今の話が真か嘘か、確かめるため・・・・・・我らが世界に戻り、ゼロとやらを探してみるとしよウ・・・・・・。

ユルス
期待は裏切らないはずだ。
・・・・・・あいつなら、絶対にな。

アリゼー
ゼロも喜ぶんじゃない?

ユルス
俺は・・・・・・別に、そんな・・・・・・。

アルフィノ
喜ぶとも。
私だって、とても嬉しかったよ。

ユルス
無知ゆえに争い、知りて絆を結ぶ・・・・・・だろ。
せっかくの土産だからな、さっそく活用しただけだ。

サンクレッド
それじゃ、周辺を見回りながら戻るとするか。

ーサンクレッド
ユルスのあの青さ・・・・・・悪くない。
ゼロが彼に与えた影響も大きいんだろうな。
ーウリエンジェ
クルティウス魔導工廠のヴォイドクラックは、無事、すべて閉じることができました。
これで当面は妖異が出現することもないでしょう・・・・・・。
ーグ・ラハ・ティア
妖異は他者のエーテルをただ喰らうだけでなく、その想いも一部とする、か・・・・・・。
散っていった者たちの分まで、がんばってくれるといいな。
ーアルフィノ
救援に駆けつけてくれた皆、そして連絡を取ってくれたタタルたちに、心からの感謝を。
おかげで被害を最小限に抑えることができたよ。
ーアリゼー
私たちがトライヨラで学んだことが、さっそくみんなの役に立ってくれたみたいで嬉しいわ!

ユルス
たった今、報告が入ってきたんだが、イルサバード派遣団の方も、無事に作戦完了したそうだ。
コミュニティが前を向いて歩きはじめたばかりってときに、あれだけの妖異が現れるなんて、生きた心地がしなかったが・・・・・・
お前たちのおかげで、どうにか被害を最小限に抑えられたよ。
みんなを代表して、あらためて礼を言わせてくれ。
本当にありがとう・・・・・・!
ーユルス
「無知ゆえに争い、知りて絆を結ぶ」・・・・・・本当に、いい言葉だと思うよ。
さっきの妖異とゼロの間にも、絆が生まれるといいな。